勝てるＮＹボックス: お婆ちゃんとカージャック

アメリカのある街でおきたびっくり事件。　実話です。

スーパーマーケットで買い物を終えたおばあちゃんが駐車場へもどったところ、自分のクルマをとりかこんでドアを開けようとしている４人の男を発見。

おばあちゃん、気丈にもつかつかと近づき、バッグから銃を取り出しながら怒鳴りつけた。

あんたたち何やってんの、やめなさい！わたしゃこの銃の撃ち方だってちゃんと知ってるのよっ！

あまりの迫力に男たちはピストルを見て目を丸くしたが、すぐにどこかへ逃げ去った。

やれやれ物騒なご時世になったものだわとおばあちゃん、キーを取り出してクルマのドアを開けようとするが．．．

おや？なんで開かないんだろ？

あれこれ試しているうちにふと気付いた。

あら、これ私のじゃないわ．．．

型と色は同じだが、よーく見れば他人のもの。

おばあちゃん、きょろきょろとあたりを見回してようやく愛車を見つけるや、そそくさと乗り込んだ。

ハンドル握って目指したのは警察署。　応対した警官に駐車場でのあらましを訴えた。

そんなわけで私ったら間違えて男の人たちを追い払ってしまったんですよ．．．

応対した警官、おばあちゃんの話を聞くなり爆笑。

あはははは、そういうことだったのかい安心したよ！

と指差す方へ目をやれば、部屋のむこうでは例の男たちが深刻な様子で警官と話しこんでいる。

いや彼らが真っ青になって飛び込んできてね、ちんちくりんのお婆ちゃんにピストル突き付けられてカージャックされたというんだが、そんなバカな話があるもんかと思って聞いてたんだよ、そうかあんただったのかワハハハハ！

・・・という笑えるような笑えないようなストーリー。

アメリカですねえ。

この話、かみさんのフェースブック友達が書きこんだものですが、たまにこの種の話にでくわすところがフェースブックの面白さですね。

ニュースじゃないからメディアには乗らないが民間伝承的にはイケてる話、そんなのが好きです。

そういえば ２ちゃんねる にも意外な人間ドラマが書き込まれていることがあって、まあそれをどこまで信じるのかという問題はありますけど、下手な小説より数段びっくりさせてくれるストーリーに出会うことがあります。

ネットは人間劇場だなあ．．．

そう思いながらついつい夜更かししちゃったりもする引きこもり生活、けっこう充実してまっせ。

　

１１／９のトレード結果です。　