2011年8月31日水曜日

NYボックス・インディケータにご注意!

【訂正】 以下の内容に一部誤り(消し線で削除済み)がありましたので、後日訂正したこちらの記事でご確認ください。


MT4にNYボックスを表示するインディケータを入れている方にご忠告。

ボックスの最初もしくは最後のローソクが最高値・最安値になった日は、注意が必要です。

???ですよね。 

8月29日の例でご説明します。



この日、ボックス内の最安値は最初のローソクの安値だったので、ボックス下辺はそこに合わせて引かれるはずでした。

しかしインディケータは、その安値を無視して、2本目以降のローソクの安値を下辺として表示しました。

この現象は高値のときも同じで、最初のローソクが最高値になったとき、2本目以降のローソクの高値がボックス上辺として表示されます。

また、最後のローソクが最高値・最安値になったときも同じ。 それより1本前の高値・安値でボックスが引かれてしまいます。


まとめると、ボックスの端っこに最高値・最安値が来たとき、ボックスの上下辺は実際よりも内側に引かれてしまうということです。

このズレに気付かないでいると、実際にはブレークしていないのにエントリーしてしまう可能性があります。

これはインディケータのバグですが私には直せないので、製造元 (笑) のロブ・ブッカー・ジャパンに問い合わせたところ、「現時点では修正することが難しい」 とのことですので、気をつけて使うしかなさそうです。
 
修正版を出すよう私からもお願いしておきましたが、RBJの会員がおられましたら是非カスタマーケア宛てに要望を出してください。 みんなで泣きを入れればきっとブラッドさんも(略
 
 
・・・それともバグ修正できる方いらっしゃいます?! データファイルお送りしますよ!



8/31のトレード結果です。 


EUR/USD
 
200SMA: 下降
フェーズ: 下降フラッグスタッフ
損  益: 34pip

強くブレークしたぶんリトレースも大きかったですが、無事にターゲットに届きました。

日足ピボット(S1)に測ったかのようにタッチして34pip獲得です。



EUR/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)



GBP/USD

200SMA: 下降
フェーズ: 下降フェニックス
損  益: 33pip

ブレークのローソクはヒゲとボディの長さが同じだったので、基本ルールでは本来見送るところでしたが、

1) 直前のしっかりした陰線と合わせれば1本の 「強い30分足ローソク」 になる

2) ボックス完成直後の上へのブレークが反転&リバーサルふうになった のでエントリーしました。 



【追記】 結果は33pipの獲得でした。 利益ターゲットは、エントリー時点ではかなり遠く (76pip) にありましたが、途中から新しい日足ピボットが発生したのでそちらに乗り換えました。

翌日ボックス完成の少し前にうまくターゲットに当たりました。

GBP/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)


これから8月の成績をまとめます。 どんなグラフができるのやら。 集計開始以来の右肩上がりが大きく崩れていなければいいのですが ...

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