(この記事は手違いで一度アップしたものですので、既に読んだ方がいらっしゃると思います。そのときのページは本来のものに差し替えられていますので、まだの方はどうぞ)
より多くの利益を得るためのポイントを考えるシリーズ。
前回は、トレードルールを辛抱強く守ることで一本でも多くの長打をモノにし、しっかり儲けようという話でした。
理屈のうえでは確かにそうなんですが、実際のトレードでは長打狙いを 途中で投げ出したくなる ことが大きいですよね。
今日はその具体例を見ていきます。
具体例に触れておくことで 「これくらいのことは起きるんだな」 という心の準備ができれば、いささかの役にはたつかもしれません。
というか、私はチキンハートなので、そうやって自分を落ち着かせています。
まずは、楽勝パターンから。
このように、ブレーク>エントリー>そのままどんどん伸びてターゲットに当たる というパターンが大半。
こんなんだったら誰も苦労はしませんが、ちょっと辛いのは次のようなケースです。
エントリー後、ローソク一本下落しただけで持ち合い開始。 いったいどうなるのかと思っているうちにどんどん時間が経ち、翌日ボックスに突入 ↓ しちゃった。
このときアメリカ東海岸は深夜零時で、私は寝る時間。
ルールどおりならこのまま放置して就寝するところですが、少し前から高値・安値の切り上げも見られることから、ちょっと気持ち悪いチャートです。
「なんとなくダメっぽい」 と考えて損切りしがちなのが、こういうタイミング。
日本時間だったらエントリー時点で深夜1時なので、しばらく持ち合いを見たところで諦めてしまい、小額の利益もしくは損切りをして寝てしまう可能性が高い。
このトレードは、エントリーから延々18時間かかって決着。 後になって 「ルールを守っておけばよかった」 とホゾを噛むパターンです。
持ち合いを辛抱するだけならまだいいが、こんなケースはけっこう辛いと思うんですけどどうでしょう。
エントリー後けっこう順調に伸びて、途中 ↓ 50pipに達しました。
しかしそのあと深めの押し目になり、 ↑ では▲5pipまで後退。
このような押し目になったとき、他になにか不安要素があったりすると、目標の75pipがとてつもなく遠いものに見えるようになり、途中でメゲてしまう。
しかし、これくらいのことはあるさ と腹をくくって見ていれば、こんなのは普通のチャート。
だと思いませんか?
私は自分でルール、ルールと言っておきながら、すぐにどこからか臆病風が吹いてきちゃうんですが、そのたび上記のことを思い出しては 「度胸すえろよ、俺!」 と自分を励まし、粛々とルールどおりにトレードするようにしています。
さて、そんな気分だけの話をされても納得しねーぞとおっしゃるあなたに朗報です。
2011年1~10月のユーロ円についていえば、
途中でプラス40pip以上に達したときは全勝 (31勝0敗 )というデータがあります。
つまり、ある程度(=40pip)まで伸びたときは、その後もドカーンと行ってくれる確率がとても高いということ。
ターゲットが70pipであっても、100pipであっても届くということです。
(もちろん、途中30pipまでは行ったが負けたとか、エントリー後すぐに反転してストップアウトというのは、普通にたくさんあります。 なにしろユーロ円の勝率は66%にすぎませんから)
今年のユーロ円は、日足ピボットをターゲットにするNYボックスとの相性がいいらしい。
これがいつまで続くかはわかりませんが、当面は安心してルールに身を任せられると考えています。
ただし上記はユーロ円の話。
ユーロドルだと、途中でプラス40pipに達したときは27勝5敗、勝率84%になります。
でも、それほど悪い数字じゃないでしょう?
私自身は、未来予測ができない以上、こうしたバックテスト結果を確率論として信じる以外に方法がないので、愚直にルールに従うようにしています。
そんなこといっても、日々のトレードではいろんな弱気、疑心暗鬼にとらわれてしまうので、簡単ではありません。
なので、これを書いているのは他ならぬ自分自身をしっかりと説得するためなんですね。
長打を狙うなら度胸よく!
腹をくくってルール通りに。
というお話、おつきあいいただきまして有難うございました。
次回は、相場にいる以上のがれることのできない 停滞期 の実態について見てみようと思います。
11/23のトレード結果です。
EUR/USD
200SMA: 下降
フェーズ: 下降フェニックス (売りNG)
損 益: なし
ブレーク ↑ しましたが、マイルールによる売り禁止のため見送りました。
EUR/USD 成績表
EUR/JPY
200SMA: 下降
フェーズ: 下降フェニックス
損 益: ▲30pip
再ブレーク ↑ でエントリーしました。 ターゲットまでは25pipほど。 経過はあたらめてアップします。
【追記】 結局ストップアウトしました。 ユーロ円、なかなか調子が出ません。 10月中旬から一ヶ月間の成績がかなり良かったので、 「調整」 が入っているんでしょうね。 ここを冷静に淡々と乗りきっていきたいです。
EUR/JPY 成績表
家庭用品店へ買い物に行ったんですが、季節商品がいろいろと出ていて面白かったです。
こんなのがあったんですけど、意味不明。
「クリスマス・ストーリー・脚ランプ」 となっているんですが、この色っぽいアンヨがクリスマスとなんの関係があるの?
ご存知の方がいらっしゃったら教えてくださいな。
というか昭和生まれの私がこれを見ると、どうしてもこうなっちゃうんですけどねぇ ...
皆さんは何をイメージしますか?
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