2011年11月2日水曜日

ユーロ円の正体見たり!


あの、別にFXの神髄が見えたとかいう話じゃありません。

ユーロ円をNYボックスでトレードするときの傾向がちょっと見えたという話です。

まだ分析の途中なんですが、面白いデータがあるので少しだけご紹介します。

NYボックスには打率のよい時間帯と悪い時間帯があることは経験則で知っていましたが、それを数字にしてみました。 今ごろになってようやく。

データは、2011年1~10月のバックテストから。

冬時間帯の日本時間で表しました。


◆エントリー時間帯別の勝率
 
21~03時 58.9%
 
03~09時 31.8%
 
09~14時 73.3%


おわかりのように、ボックス完成時から次のボックスの生成が始まるまでを3つの時間帯に分けたもの。

大雑把にいえば、深夜は勝率が悪い。

なんと日本人向けなんでしょう!

それでは、もう少しくわしい数字を見てみましょう。


◆エントリー時間帯別の成績

21~03時 86勝60敗 58.9%  1501pip
 
03~09時  7勝15敗 31.8%  ▲183pip
 
09~14時 11勝 4敗 73.3%   395pip


ここから読み取れることは、

1) 夜中にトレードすると損をする (だましブレークが多い)

⇒ 夜中のトレードはたいした回数ではないが、着実に凹むのでムダです。


2) 翌朝から昼すぎまでのエントリーは、回数は少ないが効率がいい

⇒ 翌朝からの効率がいい理由は、11勝のうちに69pip、81pip、100pipといった長打がけっこう含まれていること。 これを取りにいける人は利益がふくらみます。


さて、なんでわざわざ夜中の勝率なんぞを計算したかというと、そりゃもちろん私がアメリカに住んでいるからです。

上記の時間帯は、こちらの07~24時にあたるため、全部トレードすることも可能。

というか、経験則で真ん中の時間帯がヤバイとわかっていながら、ちゃんとしたデータを出したことがなかったのでズルズルといつもトレードしていました。

なので、ユーロ円についてはマイルールを変更して、エントリー禁止時間帯 を設けるつもりです (というか、もうそうしてます)

細かいことをいえば、上記の時間帯分けは機械的に三等分 (6,6,5時間) したものであり、この区分がベストかどうかは不明。

つまり、厳密に何時から何時までの勝率が一番悪いのかが不明。

とりあえず真ん中の時間帯はNGということにしておきます。


なにしろこれをやれば、私の大好きな 「エントリーを減らして利益を増やす」 らくちんトレードになるので、ベリーグッド。

以上、日本の皆さんにはほとんど関係ないと思いますが、何かのヒントになればと思いご紹介しました。


ところで、ユーロ円以外のペアも似たような傾向だと感じていますが、データをとっていないのでまだルール化できません。

もともと私のバックテストは、 「フェニックス」  「ユマ」 といったアリゾナフェーズごとの勝率を調べる目的だったので、エントリー時間なんていう要素はカウントしていませんでした。

今回はエントリー時間にくわえて曜日なども入れることで、けっこう使えるデータが取れました。

電脳時代とは思えぬアナログぶり
でもこっちのほうが便利なところもある
問題はデータの処理方法。

以前は、データを手書きでいじくっていたためできることにも限界がありました。

でも今回はエクセルにポチポチ入力することで、いろんな計算ができました。

曜日別の傾向がわかったほか、利益グラフとチャートを重ねることで見えてくるものなど、なかなか面白いです。

ただ、どう整理・解釈したらいいのか私の脳ミソには難しいところがあるので、それは折を見てご紹介するつもりです。


この作業をまずユーロ円でやったのは、ユーロドルなどと比べて利益が大きいことが理由。

もちろん今年1~10月をバックテストしたかぎりですが。

なので、このユーロ円のトレードをさらに効率アップさせることが当面の目標になります。


それにしても孤独な作業やなあ ...

ここでしゃべってると少し気がまぎれるんですわ。


 

11/2のトレード結果です。 


EUR/USD
 
200SMA: 下降
フェーズ: 下降フェニックス
損  益: ▲30pip

上へのブレークがありましたが、マイルールでは買い禁止。 エントリーした場合はストップアウトでした。

続く下へのブレーク  については、あらためてアップします。 ターゲットは遠いですね。

【追記】 途中37pipまで伸びましたが、76pipの利益ターゲットには届かずストップアウトしました。


 
なんだかムダっぽい負けかたにも見えますが、これを 「必要経費」 と割り切って我慢しないと長打が打てず、トータルで勝つことができません。 私のマイルールで一番心理的につらいところです。

EUR/USD 成績表



GBP/USD

200SMA: 下降
フェーズ: 下降フラッグスタッフ (⇒フェニックス)
損  益: なし

最初のブレーク の時点ではフラッグスタッフだったので、マイルールでは売り禁止。 ここでエントリーした場合の結果はあたらめてアップします。
 
しばらくして再ブレーク  したときにはフェニックスになりマイルールではエントリー可でしたが、ストキャスが30以下だったので相変わらず売り禁止でした。
 
【追記】 結局ターゲットに届かず反転し、ストップアウトしました。


GBP/USD 成績表




【以下のトレードをしている理由は こちら をどうぞ】
 
 
EUR/JPY

200SMA: 下降
フェーズ: 下降ユマ
損  益: 34pip

上へのブレークがありましたが、マイルールでは買い禁止。 エントリーした場合はストップアウトでした。

続く下へのブレーク  はエントリーしましたが、ターゲットの週足ピボット━━に接近したものの、まだ到達していません。 あらためてアップします。

【追記】  無事ターゲットに当たって34pip獲得しました。

ユーロ円すげえ。 10/12以来負け知らずですわ。

EUR/JPY 成績表


GBP/JPY

200SMA: 下降
フェーズ: 下降ユマ
損  益: ▲30pip

最初のボックス越えは長ヒゲ、次の安値更新ではそのヒゲを越えず、3回目  でブレーク。
 
ターゲットまであと少しですが、結果はあらめて。
 
【追記】 ターゲット目前まで迫った のですが、厳密にいえばあと1pip届かずに反転、ストップアウトしました。



ポンド円はトレードしていないので、記録のみです。

GBP/JPY 成績表
 
 
セクハラ疑惑をつっつかれているケイン候補ですが、女性にお金を払ったことを認めてしまうと、なんで払ったの? という疑問に答えなくちゃいけなくなる。
 
彼がきのうから言っているのは、部下の女性の身長と自分のかみさんの身長を比べる話をしたことがあり、そのとき
 
うちのかみさんの背丈は俺のアゴの下ぐらいなんだ。ちょうど君と同じくらい。
 
といいながら、アゴを女性の頭にのせたというんですね。
 
これが事実だとして、その程度のことで 「セクハラで訴えます」  「訴えを取り下げるなら示談金払うよ」 てなことになったのかと思うと、これはなかなかシビアな話かとも思うんですが...

でもね、頭にアゴを乗せるってのは、前からにせよ後ろからにせよ、かなり体が接近した状態。

頭以外のどこかが接触した可能性も高く、女性がどれくらい嫌な思いをしたのかわかったものじゃありません。

セクハラってのは、やったほうの意図がどうあれ、やられたほうが不快に思ったらアウトですらねえ。
 
うーん、どうなるだろこの件。
 
それにしてもですね、法を厳密に解釈すれば、オフィスにヌード写真入りの雑誌を 閉じた状態で 置いているだけでもアウト。

経費で買っている週刊ポ〇トや現〇がマガジンラックに置いてあった私の勤め先なんかはどうだったのかと...
 
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