わかります? 写真のイミ・・・ |
乗りそこねたときぃー
あなたはどうしてますか?
以下は、臆病者(=私とか)がやるNYボックスの話ですので、度胸がいい方は読んでも無駄です。スキップしてくださいね。
ブレークアウトのローソクがクローズした時、すぐにエントリーできればいいのですが、何かあって遅れたすきに、あっというまに5pipとか10pipとか進んでしまうことがありますよね。 そんなとき私はこうしてます。
◆たとえば10pip遅れたときの臆病者の対処①
ストップロス幅を40pipにする。
つまり、ストップロス(SL)は “ブレークアウトのローソク終値から30pip” という本来の位置に固定するという考え方です。 だって、NYボックスという手法は、
ブレークアウトのローソク終値から30pip
をSLにすることによって成り立っているのであって、
私がエントリーしたところから30pip
をSLにしたら、事情が変わってしまいます。 平たくいえば、引っかかりやすくなります。 臆病者はそれがいやなので、SL位置を変えません。
だがしかし! SL幅が40pipに広がったとき、いつもと同じポジションサイズでエントリーしたら何がおきるでしょうか?
え? 勝ったとき、いつもと同じ利益が出る?
・・・ではなくてですね、臆病者が考えることは、負けたときどうなるかなんです。 いつもと同じポジションサイズのまま40pipでストップアウトしたら、損失額が増えることが問題なのです。
◆というわけで臆病者の対処②
ポジションサイズを減らす。
NYボックスは、損失額を常に資産の1%以内に抑える安全運転が前提の手法です。 なので、SL幅が大きくなった時は、ポジションサイズを縮小して1%ルールに合わせるのが正解、ということになります。 厳密にいえば。
具体的なポジションサイズは、証拠金1000万円のケースでは
SL
30pip ⇒ 40万通貨
35pip ⇒ 34万通貨
40pip ⇒ 30万通貨 てな具合になります。
実際には、急いでいるときにゆっくり計算していられないので、およその感じでパッと決めています。 慣れれば早いです。
まあそこまでやらんでもいいだろうという意見もあるでしょうね。
だって、損失が増えるといったって、1%が1.3%になるとかのレベルだし、そうそういつも起きることじゃないし・・・・ と。
でも、年間を通して何百回とやるトレードですから、塵もつもれば山です。 たとえば資金1000万円で0.3%の損っていえば3万円ですから、この損を月に2回、年間24回やったら72万円ですよ。
もちろん、勝った場合の利益も少ないんだからそんなの帳消しじゃないか、という見方もあります。 このあたりは好みの問題でしょうね。
私は、利益を伸ばすことも大事だけど、損失を抑えるほうが大事だと思っており、これは目先の損得というよりは、長く相場で生き残るための原則というか秘訣のようなものだと考えています。
・・・なんてこんな話、真面目に計算したのは今日が初めてなんですが、なんか臆病者というよりは単なる細かい奴って気もしてきましたねぇ・・・
でもトレードに携わる者、お金をばかにしちゃイカン! と強く思うのでありますよ。
(NYボックスの損益計算については、こちらをどうぞ)
(NYボックスのリスク管理のイミについては、こちらをどうぞ)
(私が損失1%ルールにこだわるわけは、こちらをどうぞ)
3/3のトレード結果です。
EUR/USD
200SMA: 上昇
フェーズ: 上昇フェニックス
損 益: なし
マイルールでは買い禁止のパターン。
しかし基本ルールでも、今日はエントリーなかったですね。
たしかにブレークアウトはしましたが、こういうふうに発表もので激しく動くときは、NYボックスではトレードしないのが正解です。
GBP/USD
200SMA: 上昇⇔下降
フェーズ: 上昇フェニックス → 下降ユマ
というわけで、残念ながら雛祭りのご祝儀はもらえませんでしたねぇ。
とくにユーロドルは、2月以来それなりのトレンドもスウィングもあるのですが、NYボックスのタイミングと合わないために、基本ルールでは連敗また連敗です。 マイルールでほとんど回避してはいますが、もうかりまへんな。
べつに月が改まったからといって相場が変わるわけでなし、まだしばらくは似ても焼いても食えない状態が続きそうですね。 こういうときは焦らず、無駄なエントリーをせず、心しずかにバックテストに励むことといたしましょうぞ。
金曜日は、ユーロドルはお休み。 速報ではポンドドルについてお知らせします。
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