2011年1月10日月曜日

NYボックス びっくりした話

NYボックスのルールって、一般にはどういう内容だと受け取られているんでしょう?

間の抜けた疑問ですが、こういう話です。



最近NYボックスを知ったとおっしゃる方のブログを拝見しました。

その方は、NYボックスの産みの親ロブ・ブッカーの「超カンタン 一点突破FX」という本をご覧になったといいます。NYボックスを幅広く解説したものです。

(私もこの本には興味があるのですがアメリカでは入手しにくく、次回日本に帰ったときに買おうかと思っているので、細かい内容はわかりません)

で、この本にあるNYボックスの基本ルールは、ストップは30pip固定、ターゲットは20pip固定というように書かれているんだそうですね。


驚きました。


だって、ロブ・ブッカー・ジャパンの会員は、日足ピボットをターゲットにするようにと教わっているので。


ピボットを使うとターゲットが30、40pipになることが多く、しばしば50pip以上、あるいは100pipなんてことがあり、けっこうな大物狙いになることがあります。

そして、少なくとも私のバックテストによれば、そうした大物を仕留めることがNYボックスで長期的に勝つ原動力になっています。

ターゲットが20pipより遠くなると到達率が下がるじゃないか、とおっしゃるかもしれませんね。それはそうだと思いますが、長い目でみると大物ゲットが効いてくるんです。

(そのあたりについては、こちらをごらんください。)


逆に、20pip固定だと、私のバックテストではウーン・・・という結果でした。単に下手くそだということかもしれませんが。

(NYボックスは数ある手法のなかでも際立ってエントリー・エグジットがはっきりしていて裁量余地が狭い手法ですが、それでもエントリー判断の細かい部分には幅があって、人によって差が出ると思います。)



そんなわけでありまして、本には20pip固定とあるんだとすれば、あくまでそれが基本ルールであり、ピボットをターゲットにするのは応用ルールという位置づけになっているんでしょうね。


まあ、それは私にとってはどっちでもいいことですが、とにかくこのブログで「ターゲット」と言っているのは、一律20pipではなく、日足ピボットのことです。

日足ピボットをどう使うのかについて説明したいところですが、そこまでやるとロブ・ブッカー氏への営業妨害になりそうなので控えます。

すごく簡単な方法なので、彼の本などで調べてみてください。


なお、チャートソフトにインストールするピボットのインディケータ(MT4対応)は、ロブ・ブッカー・ジャパンで配布していますが、たぶん有料会員のみが対象だと思います。

このブログに掲載するチャートの見方についてはこちらをどうぞ。(ページ上部の◆チャートの見方ボタンを押しても同じことです)


下のボタン、ポチしていただくと、ただの1円も発生しなかわりに何故かいろいろ頑張るぞーという気持になれるんです。お願いしまーす!
にほんブログ村 為替ブログへ

2 件のコメント:

  1. はじめまして。いつも参考にさせてもらっております。

    日足ピボットの利用の仕方に関して、ロブの本を読んでみようかと思うのですが、どの本に載っているかとかわかりますでしょうか?いままで20pipでやっていたので面白そうだと思いまして。

    返信削除
  2. 長谷川さん、コメントありがとうございます。

    ピボットに関しては、「超カンタン一点突破FX アメリカ最強の理論を極める」の40ページに載っています。
    利益ターゲットとして利用するほか、トレーリングストップ的な使い方、リバーサルトレードでの利用など、いくつかの方法があります。
    (ごめんなさい、コメント投稿ではリンクをつけられないようなので、書名で検索なさってください)

    ご参考にしていただければ幸いです。

    返信削除