ふと用件を思い出し、そばにいたかみさんに話しかけました。
会話は短く終了。
すると、かみさんが拙者の顔を見ながらひとこと。
「早く行ってきなさいね。うん〇っちするんでしょ?」
えっ...?
なんでわかった?
そう尋ねたらかみさん、
「あなたの動き見てればわかるのよ」 だと。
いったいどこを見とるねん?!
観察が細かいっちゅうか、僅かな挙動不審からダンナの悪事(もちろん浮気が主要マター)に感づく女性が多いといいますけど、うーん、やっぱりオンナは怖かですねー。
それにしても、ウチのがするどすぎるのか、こっちが分かりやすすぎるのか...
閑話休題
NYボックスのバックテストをしていて感じたことなのですが、このトレードをやる楽しみがあるとすれば、それは長打を放つ醍醐味ということになるでしょうか。
内野安打で沸かせるイチローもいいけど、やっぱ松井のホームランも見たいぜよ!
のような感じです(おやじくせー)。
グラフは、2010年1~10月のバックテスト(ポンドドル)の結果です。
53勝32敗 勝率62.3% 計 1,346pip 獲得 |
まずは、獲得pip数によって仕分けを。
40pip未満: シングルヒット
40pip以上: 二塁打
60pip以上: 三塁打
80pip以上: ホームラン
それぞれの本数と獲得pipは、
シングルヒット 32本 797pip
二塁打 7本 371pip
三塁打 8本 548pip
ホームラン 6本 579pip
三塁打とホームラン、あわせて僅か14安打で利益の半分を稼ぎ出しました。
ガツンと打ってガツンと稼ぐ。いいですねー。
でも、長打者は三振が多くなりがち。
チャートを振り返ると、利益ターゲットが遠い時ほど、途中で反転してストップアウトといったケースがけっこうあります。
そりゃ当然ですよね。
でも、それが惜しいばっかりに、ピボットを無視して近いところにターゲットを置くとか、途中で利確するとかしてルール外の行動をしていると、そのときは得した気がするのですが、結果、長打のチャンスを自分で潰しているわけです。
トータルで見ると利益が伸びない。
だからルールを尊重しよう、ということになるわけです。
長打の破壊力を示す例がほかにもあります。
グラフの真ん中あたりの一番長い棒は、134pipです。
こんなターゲットになっちまうと、半信半疑といういうか、「まぁ取れっこないよな」と思ってしまいますよね。
しかしですよ、このホームラン一本で10か月間の利益の10%を稼ぎ出したことにお気づきですよね?
松井、2三振のあと豪快な一発で走者6人生還! ウッソー!! ってなもんで。
だから、つらい空振りしながらでも長打を狙う醍醐味って、やっぱりあるんじゃないでしょうか。ねぇゴジラさん?
そんなわけで...
私はこういうふうにデータから教えられることで、NYボックスの強みがどこにあるのかが具体的にわかるようになりましたし、それによって、ルールとどうつきあうのかというトレードの根本テーマのひとつについて自分なりの考え方が固まってきたような気がします。
(なんつってますけど、特に負けたあとなんかは、早く利確したいよう病との戦いです)
やっぱりバックテストっていうのは、ひととおりやってみて「勝った」「負けた」だけではなく、しつこく数字をいじくりまわすと、いろんなことが見えてくるので面白いですね。
ウチのかみさんのような(?)洞察力がなくても、データの読み取り方しだいで、この手法の強みはこれだ、ここを大事にすれば勝ちやすくなる、みたいなことが見えるようになるんじゃないでしょうか。
(ただし以上のことは、NYボックスが裁量要素がとても少ない手法だから言えるのであって、他の手法だと事情は違うと思います)
今日はちょっとエラそうになっちゃいました。下手くそのくせに。
すいません。
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