2011年9月1日木曜日

社長から手紙が来たぞ

(8月の成績をまとめましたので、こちらもご覧下さいね!)

アメリカへ来て2年。 私もすっかり大物になったもんです。

なんたって大手スーパーチェーンの社長から手紙が来るんですから。 はっはー。


というのは冗談ですが、スーパー 「ハリスティーター」 の社長から手紙が来たのはホント。

滅多にないことでしょうから、とりあえず文面からご紹介しましょうか。


〇〇(←私の名前)ご一家のみなさま
 
私どもの店では、高品質で新鮮な商品、豊富な品ぞろえ、お得な価格と顧客サービスにより、お客様には最高のショッピングをお楽しみいただいています。
 
近ごろ、あなた様によるお買い上げが減ってしまいました。 その原因が私どもにあるのであれば、どうかもう一度チャンスをいただきたいのです。
 
よろしければ添付のアンケート用紙に、私どものサービスについての評価をご記入のうえ、お手すきの時に投函してください。

あなた様のご意見はハリスティーターにとってたいへん重要です。 ご意見をすぐにいただける場合は、1-800-432-××××にお電話くだされば、この手紙を受け取ったお客様からのお電話とわかるようになっています。
 
私どもの店にまた足を運んでいただけるよう、1ヶ月間有効の割引クーポンを同封しました。
 
弊社にとってあなた様のお買い上げはたいへん重要です。 ふたたびハリスティーターでお会いできることを願っております。
 
ハリスティーター社長 フレッド・モーガントール2世




社長さんわざわざどうもすいませんでした。  

冒頭の宛名だけでなく、5ドル引きのクーポンにも私の名字が印刷してあることに気付きました。

「〇〇家専用クーポン」 という体裁。

つまり、ウチ一軒のために一枚こっきりの印刷をするという大変な手間をかけてもらったということですよね。

せっかくなので総額20ドルのクーポンはしっかり利用させていただきます。

それにしても、お宅へ行く回数が減ってたこと、しっかりわかってたんですね? メンバーズカードのデータでなんでもわかる時代ですからねえ。

お宅が嫌いになったわけじゃないんですよ。

でも、最近うちのすぐ近所にオープンしたホールフーズにちょっとヤラレちゃってるんですよ、正直いうと。

だってあっちは、食品はオーガニック、石鹸とか化粧品も自然系でかためてますから、ちょっと健康上の理由をかかえるウチとしては、高いの承知でホールフーズに頼るようになったんです。

近いしね。

あ、でもなるべくそちらにも伺うようにしますよ。

でもねえお宅の商品、ポークチョップとかのお惣菜系は味の素バリバリ使っているせいで舌に残るんだなー。 うち、化学調味料離れしてから長いので敏感なんですよ。

それと、ケーキとかパイなんかもお宅のは甘すぎ。 アメリカ的には普通なんだろうけど、日本人にはホールフーズの糖分抑えめのやつがちょうどいい。

だからホールフーズやめてまるっきりお宅に戻る、ってことはないです。

でも今回こういう手紙を社長さんからもらって、御社も一所懸命ビジネスしてらっしゃるなあと思ったら、ちょっとシンパシー湧いたことは事実なので、そのへんちゃんと心にとめておきますよ。

それじゃ近々ミネラルウォーターとか豆乳とか、ホールフーズでも売ってるけどお宅のほうが安いものをいくつか買いに行きますので ...

(というケチな客の傾向と対策、メンバーズカードからしっかり分析して次なる戦略に役立ててくださいね)



9/1のトレード結果です。 


EUR/USD
 
200SMA: 下降
フェーズ: 下降フェニックス
損  益: ▲30pip

強いブレークでしたが、大きくリトレースしてストップアウトしました。



EUR/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)



GBP/USD

200SMA: 下降
フェーズ: 下降フェニックス
損  益: ▲30pip

ユーロドルと同じくストップアウト。 長い足で見てもかなり下がり続けているので、そろそろ大きな戻りもしくは反転が来そうなところではありました。


でも、バックテストしていると、これくらいのところから20~30pip程度は簡単に取れることも多いので、1時間足などを見たうえでの 「雰囲気」 だけでエントリー回避するのは決して正解とはいえませんね。 難しいところです。

GBP/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)

難しかった8月に分かれを告げ新たなスタートに期待していましたが、カレンダー1枚めくっただけで相場が変わるわけもなく、厳しい幕開きになりました。

ま、長い目で見ましょう。

(あ、「幕開」 と書かれたのをよく見ますが、正しくは 「幕開」 なんだそうですよ。 まくあき、です)




「社長からの手紙」 ですが、企業トップが文字通り顧客ひとりひとりに直接語りかけるというのは、日本では見た記憶がないです。 

そういうレベルのお客じゃなかったといえば、そりゃそうでしょうけど。

アメリカじゃよくあるパターンなのか珍しいのか、どうなんでしょうね。

かなり飛躍しちゃいますけど、これってアメリカ大統領と国民の関係を思い起こさせるところがあります。

日本の首相が党内ばっかり見ているのと比べて、ちゃんと国民と向き合っている印象があるリーダーというのはちょっとうらやましいような。

大統領制と議院内閣制、リーダーを選ぶ仕組みの違いといえばそれまでですが ...

ついでに言えば、総理の座をめぐって 「政局報道」 しかできないマスコミが政治家を内向きにさせ、政治を矮小化させている面もあるようが気がするんですがどうでしょう。

民主党代表候補に対して△△のひとつ覚えのように 「反小沢か親小沢か」 しか聞けない政治部ならぬ政局部の記者たち。

政策をきちんと論じられる記者が表に出て仕事をする日は来ないのか...?

下のボタン、ポチしていただけると嬉しいです。 元気なブログの源泉です。

0 件のコメント:

コメントを投稿