2011年9月26日月曜日

アメリカで役立たずといえば

アメリカでは 「役に立たない案内表示」 にヤラれることが多いです。

高速道路の出口サインが小さい。 材料費ケチったの?と聞きたくなるくらい小さくて、夜間はよく注意していないと見落とす。 昼間でもうっかりすると見落とす。

つまり死ぬほどゆっくり走れと ...
出口は番号表示で 「19」  「20A」  「20B」 などとなっているが、 「A」 の次が 「B」 かと思っていると突然 「C」 が出てきて慌てて降りる。

 50番出口にさしかかるあたりに 「51番出口は次」 というサインを見つけ、もう51番かと思ってパニくる。

親切のつもりか知らないが、次の出口の案内はせめて100メートル以上通り過ぎてから出してくれ。

料金所の屋根には、 「ETC車」 「コイン専用の支払機」 「有人窓口」 といったレーン分けの表示板があるが、それをふさぐ位置に照明が取り付けられているため、ほとんど直前まで行かないと読めない。


一般道路でも困ることが多いです。

アメリカではすべての道路に名前がついており、交差点ごとに 「ニュートン通り」 といった案内標識が出ています。

逆に 「四谷三丁目」 といった 交差点名 が存在しないので、通りの名前が道しるべです。

この頼みの綱の標識が、なんともいえず小さいうえ、交差点によって設置される位置が違うため、運転しながら必死にキョロキョロ。

とくに夜間は直前まで行かないと見えないことが多く、とにかく危ない危ない。


こういう表示が小さいというのは、理由がわからないでもないです。

こういう看板はええなあ...
西洋の都市はアジアとちがってやたらに看板を出すことを嫌い、シックな都市景観を守っていますよね。

だから、公共の標識とはいえなるべく小さくしようという意識が働いているのかもしれません。

個人的には新宿や香港のような原色のネオン広告が声を限りにわめきあう風景が嫌い。

なので、落ち着いた都市景観を楽しむ代償として読みにくい標識を我慢しようという気持ちはあります。



でもそれ以外のところでは、なんていうかアメリカ、出来が悪いんだなあ。

必要なところに必要なものがない、っていうのが多いです。

建物だと、玄関ドアに 「押す」  「引く」 のサインが滅多についていない。

外から入るときには引くことが多いというのは経験でわかるが、押すドアだってけっこうあるんだぜ。

(ちなみにビル玄関の自動ドア率、日本と比べるとかなり低いです)

ドアなんて押すか引くかしかないんだからサイン出すほどのことじゃない、というのがアメリカ人の意識なのか。

まあ、日本の懇切丁寧な案内表示 (過剰表示?) に甘やかされてきた身のわがままかもしれないなあ ...


でも、このショッピングモールの案内図は許せないぞ。

あなたは今、2階(LEVEL 2)の中央部にいて、これから3階(LEVEL 3)の映画館に行こうとしています。

いったいどっちへ歩けば3階に上がれると思いますか?

この案内図、どんなに見てもそれがわかりませんでした。 2階と3階の位置関係が示されていないからです。

3階の図をそのまま上にスライドさせて2階に重ねれば、それが3階の位置だろ

と普通は思うじゃないですか。 でも不正解。 3階フロアは、2階の右上の端っこにありました。

結局そのへんの人をつかまえて教えてもらったんですが、これじゃあねえ ...


こんなふうで、アメリカ人が作る案内表示というのは、大事なものが欠けていることが多い。

何をどう伝えるのかという表示のツボみたいなものを押さえるセンスがないんでしょうか。

あと一工夫すりゃ良くなるのに、ちょっとずつ足りない。


民族には与えられた才能ってものがあるんだろうか、なんて考えたりするわけです。

アメリカは多民族国家なので、日本人とかベトナム人なんかのように生物学的な意味で 「民族」 というのは難しいですよね。

それでも、この地で何百年か暮らしているうちに育ってきた独特の生活感覚や常識みたいなものを社会学的な 「民族性」 と呼ぶことはできるかも。

案内表示がへたくそなアメリカ民族。

なんか可愛らしいですよね。

「ちゃんと伝わる案内表示コンサルタント」 でも始めたら仕事あるかもなんて、半分マジで考えたりするわけですよ。

でもアメリカ人がさっぱりニーズを感じていない様子なので、商売としてはキツおまんな ...


明日も 「お前らアッタマ悪いんだよっ」 とあちこちの標識にこっそり毒づきながら街をうろつくであろう私です。



9/26のトレード結果です。 


EUR/USD
 
200SMA: 上昇
フェーズ: 下降フェニックス
損  益: なし

のブレークはルール上はエントリー可ですが、下記ポンドドルの状況や時間帯を考えてパスしました。

ロングしたらぴったり高値づかみのストップアウトでした。



EUR/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)



GBP/USD

200SMA: 上昇
フェーズ: 上昇ユマ
損  益: ▲15pip + ▲15pip

今日はどうしようかと思っていましたが、ボックス内の動きに最近では珍しいトレンドを感じたので、ポジションサイズを半分にしてエントリー。 しかしストップロスにぴったり当たってしまいました。

単にストップが浅かったからかと思っていたところで再ブレーク。 ポジションサイズを半分より少し縮小したぶんストップを30pipより離しましたが、こちらもヒットしました。



笑えるのは、このあと結局は利益ターゲット(前日ピボット)をぎりぎり達成したこと。

単なる結果論ですが、ストップロス幅を50~60pipに拡大しておけばすんなり勝てました。

実はそうしようかとも考えたのですが、利益ターゲットがわずか29pipだったため、リスクリワードの点でどうか思ってやめました。 まあこれはしかたないですね。

GBP/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)


とくに不調のポンドドルは、以前にも書きましたが、本気でしばらくお休みすべきかもしれませんね。

でもバックテスト結果を見ると、こういう不調のなかから突然デカいのが取れて帳尻が合うというケースがけっこうあり、それって悪魔のささやきなんだなあ...

だからこの性悪女(男?)となかなか縁が切れない。

一方で 「負けないトレードが勝つトレード」 という真理(?)をアタマではわかっているつもりなので、明日からそうしてみようかと思っています。

ちょうど出かける用事もあるしな...




そういえば、わたし的に選ぶアメリカの役立たずには、手紙の宛名ってのもあります。

日本だと、宛名を 〇〇〇〇様 と目立つように大きく書くのが常識ですよね。

でもアメリカだと、Mr. Rei Kusakabe みたいな、なんで活字をケチったのと聞きたくなるようなのが普通で、読みにくい読みにくい。

へたすると差出人のほうがでかい文字だったりして、ほんと意味わからん。

うちの場合、アパートの郵便受けに誤配になっていることもあるし、夫婦どっちに来たのかを見分ける必要があるので、まず宛名を見るのですが、これがつらい。

また、宛名の周囲にいろんな注意書きみたいなものが同じサイズの活字でゴチャゴチャ書いてあることが多いし、そもそも宛名の位置が手紙によってマチマチなので、見つけるのがほんと大変なんですよ。

薄暗い郵便室+老眼(!)という状況下では、ほんとにストレスフル。

だからせめて Mr. Rei Kusakabe ぐらいにはしてくれよと、地面に頭をすりつけてお願いしているとこなんですけどね (誰に?)。

というか、配達する郵便屋さんがまず大変だろと思うんだけど、けっこう平気なんだろうか。

アメリカ人って性能がいいんだか悪いんだか ...

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