2011年9月19日月曜日

財布持ってラスベガス集合!

前回の財布持って集合!はアメリカのアウトレットモールで買い物しましょうというみみっちい話でした。

今回は違いまっせ。 なにしろラスベガスに集合ですから。

ギャンブル?

そんなもの堅実(←臆病か) トレーダーの私が推奨するわけないでしょうに。

今ラスベガスで買うべきもの、それは不動産なんです。

関係ないぞ何千万円とか億とか持ってないからと思ったあなた、そんな大金は必要ありません。

そうですね、800万円もあったら十分いい物件が手に入りますんで、ちょっと話だけでも聞いてってくださいよ。


ギャンブルとコンベンションの街として栄えてきたラスベガス。

ホテルやカジノが立ち並ぶ風景はおなじみですが、そういう施設で働く人たちなど60万人が暮らす広大な住宅地があることを忘れてはいけません。

郊外を行けば、広い敷地にゆったりと建つ家々がつらなり、日本人の目にはまぶしい景色。

ところが今、そんな素敵なラスベガスの住宅地に不吉な黒雲が...

いやいやそんな段階はとっくに通り越して大雨が...

いやいやそんなもんじゃなくて直径10センチの雹(ひょう)がバンバンと降り注いでいます。

サブプライムローン破綻に加え、長引く不況によってラスべガス経済が急降下するなか、住宅ローンが払えず差し押さえになる家が続出しているんです。

この地域の差し押さえ発生率は全米トップ。 現在、4軒に1軒がなんらかの差し押さえ手続き中だといいます。


さて、こんな状況になれば不動産価格は暴落します。 地区によっては75%下落しているとか。

つまり、40万ドルの家が10万ドルになっている。

写真はあくまでイメージです(笑)
皆さん、ラスベガスあたりで40万ドルの家といったらですね、寝室×4、バスルーム×3、巨大リビングルーム、巨大ファミリールーム、巨大キッチン、クルマ3台収容ガレージ、広大な庭、プールぐらいは平気でついてきます。

主寝室なんざ20畳はあるし、下手すりゃ20坪の地下室 (といっても半地下で外光が十分入ることが多い) だってあります。

東京だったら3億円でも買えないし、地方でも平気で1億円越えるんじゃ?

それがたったの10万ドルだってんですから、放っておく手はないでしょ?

円高の今なら800万円持って駆けつけるだけでこれが一軒手に入るんでっせ ...


え? ラスベガスなんかにゃ住まない?

誰も住めとはいってません。 投資すればいいんです、いつか値上がりしますから。

実をいうと今、この地域の住宅を積極的に買っている連中がいて、その半数以上がキャッシュ払いだというんです。

つまり彼らは投資家。

ラスベガス経済がすでに底を打ったという観測が流れるなか、住宅価格もゆっくりと上昇に転じているというんですが、投資家たちはこの機を見てすでに買いに入っているんですね。

そして十分に値上がりするまでは、家をレンタルに出して日銭を稼ぐ戦略。

差し押さえをくらって退去した住人も、すべてがラスベガスから消えたわけではないので、安めの家賃を設定すれば入居者はいるということでしょう。


どうでしょ。 ちょっと考えてみてはいかが?


ところで、サブプライムだの不況だのはラスベガスに限ったことじゃないのに、なんだってこんな大変なことになっているのか?

ちゃんと理由があったんですねー (実はここからが一番大切な話かも)。

ラスベガス経済は、90年代後半からの好調が2000年代に入っても持続し、全米トップの成長率を誇っていました。

地域の不動産価格も好況を反映して値上がりを続け、3000千万円で買った家が数年後には5500万円で売れたなんていう話がザラにあったそうです。

そうなると人間、欲が出ます。

本来なら3000万円が限度の人が、ぐんと背伸びをして4000万円クラスの家を買うといったケースが続出しました。

数年後に転売するつもりだが、高い家を売るほうが利益がデカイというわけ。

ローンはパッツンパッツンで苦しいけど、なに数年の辛抱さ!

と思っていたところにサブプライムローン問題&リーマンショック。

ローン返済が滞って差し押さえが始まるわ、家を転売しようにも買い手はつかないわ、収入は減るわ、へたすりゃ失業するわで、吹っ飛ぶ人が続出。

つまり、不動産バブルで舞い上がっただけに転び方もすごかったという、どこかで聞いたことのあるパターンだったんですね。


いやいや、教訓重すぎ ...


だけど、ラスベガスってちょっと興味あるなあ。

低気圧のとき体調ガタガタになる私ら夫婦としては、年じゅう高気圧ってのが魅力だし。

なにか仕事探すにしたって、べガスだったら日本人需要もいろいろあるだろうし。

まあいきなり住まないにしても 「べガスに家一軒持っててさあ」 とか言ったらちょっとかっこいいし ...


そんなわけなので、当地の不動産に興味あるけどビジネスは不安という方がおられましたらご連絡ください。

都合があえばご一緒してもいいですよ (本気かよ>自分)。



9/19のトレード結果です。 


EUR/USD
 
200SMA: 下降
フェーズ: 下降フェニックス
損  益: ▲30pip

最近のいやらしい動きのなかで迷いもありましたが、エントリー。 たいして伸びる間もなく反転ストップアウトしました。



最近ストキャスを見ていろいろ考えてるんですが、とりあえずこのひと月ほどはストキャスがそこそこのフィルターになっています。

それに照らしてみると、ブレーク時点ですでにレベル20近く、伸びが期待できなかった。 その後、ストキャスのボトムと底値が一致しており、結果的には手仕舞いタイミングを示していました。

だったらストキャスのボトムが確認できた時点(↑↓)でクローズすればよかったのに、しなかった私がアホでした。

また、ターゲットを20pipにしておけばヒットしたのに、なぜかもっと遠く(前日ピボット)にしていたのだが、これもじゅうぶんアホでした。

EUR/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)



GBP/USD

200SMA: 下降
フェーズ: 下降フェニックス
損  益: 28pip

ストキャスを見ると、ブレーク時点ではまだ下に余裕があったので、こっちは行けるだろうと思っていました。

幸い、ストキャスがボトムする以前に逆指値ヒットしましたが、仮にボトム後にクローズしてもプラスにはなりました。



GBP/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)



とりあえず今日のチャートではストキャスがフィルターとして機能しました。 つまり、

■レベル20に近いと伸びしろが少なく、遠ければ伸びる

■ストキャスがボトムをつけたら反転

これを加味して出口を考えればいいということですね。


いま使っているパラメータは (30,10,10) ですが、どんぴしゃ当たる日もあれば、当然ですが外れる日もあります。

フィルターとして有効化するルールを探してはいるんですが、やっぱり難しいですね。

とりあえず現時点では 「まあまあ使える」 状態なので、参考としてチラ見しています。

いま現在の流れによくフィットするインディケータ、またはパラメータありませんかね?

下のボタン、ポチしていただけると嬉しいです。 元気なブログの源泉です。

0 件のコメント:

コメントを投稿