2011年9月23日金曜日

じわじわきた話

北海道の少女とアメリカ海軍少佐の短い物語。


東日本大震災後、米海軍の揚陸指揮艦ブルーリッジは 「トモダチ作戦」 の後方支援にあたっていた。

ある朝、艦上のマイク・モーリー少佐は、北海道に住む 「Shiho」 と名乗る14歳の少女からのメールを受け取った。

父親が所有する漁船が津波にさらわれたため探しているが、なんとか米海軍に力になってもらえないか。

たどたどしい英語ながら節度ある冷静な文面に、モーリー少佐は胸を打たれた。

調べてみるとブルーリッジの僚船が北海道沖で写真撮影していた漁船が Shiho の父親の船であることが判明。

調査を進めた少佐は、船が最後に目撃された地点の緯度経度をつきとめ、Shiho に知らせた。

Shiho から少佐への返信。

「本当にありがとうございます。船の写真を見て涙がこぼれました」


・・・数日後、データをもとに海上保安庁が漁船を発見。 父親はタグボートに乗って漁船の回収に出かけた。

そのことを知らせる Shiho からのメールは、少佐への感謝の言葉でしめくくられていた。

「親切を一生忘れることはありません」



シホさんとお母さんと
第二十三宝亀丸
マスコミがとりあげるような派手はネタではありませんが、少佐ようやってくれたなあという感じでしょうか。

艦隊としては人命救助と被災者救援を使命としてかなり忙しかったことでしょう。

だから 「単なる行方不明」 の漁船のために尽力するのはそれなりに大変だったはずです。

それだけに、Shiho さんには人を動かす力があったんだろうと想像する次第。

このお嬢さん、えらいしっかりした中学生ですねえ。

モーリー少佐という連絡先をどうやって調べたのか?

作戦行動中の軍人のメルアドをどうやって入手したのか?

そして 「つたない英語ながら節度と冷静さを保って」 訴えかけるメールって、いったどんな文章を書いたの?!

まあ英語力とかいう以前に、弱冠14歳の少女が発する 人間力 が通じたんでしょうね。

できることならイロイロと教えを乞いたいくらい...


わが身を振り返り、修行不足を悔やむ秋の夜です。



(もとネタはこちら。アメリカ大使館の首席公使のブログです)



9/23のトレード結果です。 

(金曜日、ユーロドルはお休みです)

GBP/USD

200SMA: 下降
フェーズ: 下降フェニックス
損  益: なし

ボックスからのブレークはありませんでした。

では終わり値がブレークしていますが、直前のヒゲを越えていないので見送り。

最後のローソクは微妙にブレークしていなくもないですが、これくらいじゃ入れないし、なにしろマーケット終了1時間前でしたからね...



それにしても、このチャート (MT4 by FXCM) はマーケット終了直前の1時間 (東部時間16:00~17:00) のローソク4本を表示しれくれないので、ときどき困ります。

GBP/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)



さてFOMCも終わったし、G20で 「円高かんべんしてちょーだい」 アピールもしたことだし、75円が目先になってきたことだし、そろそろアレが来るのかなー?

でも今回も三日坊主の効果でしかないような気がするし。 いったいどうするんでしょうね。

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