まことに申し訳ないです、こんなもんまた読んでいただいて。
ルーシーという彼女もしくは妻がいるホームレス、サム。
彼はいったい、私が描いたストーリーを地で行くわけあり帰還兵なのか、それともルーシーのサポートに甘えながら自由な暮らしを謳歌するなんちゃってホームレスなのか。
その謎に満ちた姿を４階の窓から見下ろすばかりの数か月がたちました。
そしてつい最近、私たちはサムに関するショッキングな事実と遭遇することになりました。
あ、いきなりそこへ行く前にですね、 「妻の失恋」 前奏曲ともいえる出来事があったのでそちらからご紹介。
７月のある日かみさんが、ちょっとちょっとちょっと！ といって私を窓際へ呼び寄せました。
見下ろすと、いつものようにサムが座りこんで ．．． と思ったら、やっこさんなんとギターを弾いているじゃありませんか。
ギターケースをひっさげて私たちの前に登場してから９か月。 あのケースには何が入ってんだという絶えざる疑問についに答えが出たのです。
そう、サムはギターを弾く男だった！
ホームレスが趣味であんな重いものを持ち歩くとは思えないので、やはり彼はどこかの繁華街へ出かけてはギターを弾いたり歌ったりして小銭を稼いでいるにちがいありません。
わけあり帰還兵ストーリーが現実味を帯びてきたゾ
・・・と悦に入ろうとする私の肘をかみさんがつつきます。
ほらちゃんと見なさいよ。 あの人、鏡を見ながらやってるのよ。
ほへ。 か、かがみ？
目をこすってよーく見てみると、うわ確かに鏡じゃ。 サムがギターを弾きながら覗きこんでいるのは、Ａ４サイズほどの鏡。
弾いてるだけなのか歌っているのかわからんが、とにかくこいつ何見てんの？ と思ったそのとき、かみさんが顔の前で手を振りながらひとこと
やだあ、この人すっごいナルちゃんだったんだねー
なぜか私は慌ててサムを弁護。
いやいやそう言ってもさ、いわば商売で演奏するってことは見てくれだって重要だからさ、表情とか研究してんだよきっと。 ちゃんと稼がなきゃ死んじゃうんだからね
と言ってはみたものの、かみさんの顔に 「かもしれないけど、とにかくやっぱりナルちゃんだわ。きもっ」 という表情がありありと出ているのを見るなり、なんかサムに味方すると損するような気がして黙ってしまった私。
そりゃまあ、鏡までは必要ないわなあ。
そんなわけで、この日を境にかみさんのサムを見る目が少し変わったことは確かだと思います。
あいかわらず同情してるし、何かあれば心配するんですが、ちょっとなんだかなーみたいな微妙な空気というか ．．． 女が男に （その逆も同じだが） 冷めていくときってこんな感じでしょうかね。
これがかみさんの失恋前奏曲、あるいは既に３分の１ほど失恋しちゃったかもしれないエピソードでした。
そして訪れる最終局面。
というところで今日は疲れてしまったので、続きはまた後日とさせてください。
こんなもんに何日かけとるんじゃｺﾞﾙｧという声も聞こえますが、次回でほんとに終わりです。
重ねて恐縮。
８／４のトレード結果です。
EUR/USD
200SMA： 上昇
フェーズ： 上昇ツーソン （売りＮＧ）
損 益： なし
マイルールでは売り禁止。 エントリーした場合すぐにストップアウトしたのでチャートには▲３０ｐｉｐとしていますが、介入直後（あるいは介入中）のマーケットにＮＹボックス手法で参戦する人はいないでしょうから、成績表ではノーカウントにします。
GBP/USD
200SMA： 上昇
フェーズ： 上昇フラッグスタッフ （売りＮＧ）
損 益： なし
こちらも基本ルールによる売りエントリーチャンスはありましたが、ノーカウントです。
ちなみに、前日ピボットまでは５４ｐｉｐ、その下の当日ピボットまでは９３ｐｉｐの距離があります。 結果はあたらめてアップデートします。
【追記】 結局ターゲットのピボットに達することなく、翌日ボックス完成時に決済。 ▲１８ｐｉｐとなりました。
介入の威力、なかなか強烈でしたね。 ３００ｐｉｐの波に乗れたら今頃どんだけ金持ちかと ．．．
ところでドル円のゆくえについて専門家がいろんなこと言ってますが、彼らの予測が当たる確率は常に５０％。
つまり私と同じです（笑）。
不肖私めはもう少し下に底があってそこからじわじわと円安コースと勝手に決めています。
これ、自分のトレードとは何ひとつ関係ありませんけどね。 短期のテクニカルトレーダーなので。
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