2011年8月22日月曜日

黒船アマゾンの最終兵器?

10月から日本のアマゾンが、客の都合による返品に対して原則100%返金するようですね。

商品によっては50%のみ返金とか、返金不可とか、返送時の送料は客負担とかいくつか条件はあります。

でも以前は客の都合による返品は10%返金だったのに比べるとすごい変わりようです。

先日、アメリカは返品天国とご紹介しました。

ほとんど制限なしで返品し放題 (実店舗でも通販でも) というアメリカの商習慣が日本に簡単に根付くとは思えませんが、今回のアマゾンの方針転換は通販業界にとってかなりのインパクトになるような気がします。

とくに通販では、従来は 「外れの買い物をしたのは自己責任」 と思うしかなかったわけですが、そのリスクを店がかぶってくれるんですから、こんな嬉しいことはない。

アマゾンいいねー。 で、楽天どうするの? Yahooどうするの? 

たちまちそんな流れが出てくると思います。 私自身もしも日本にいたら、安心して返品できるショップの方に顔が向きがちになるでしょうね。

だから同業他社としていつまでも知らん顔はできない。 100%返金の流れはジワジワと日本に浸透するんじゃないかと思います。


この話題になると、いわゆる 「トンデモ客」 に返品の山を築かれて商売が荒らされるのではという不安の声が必ずあがります。

たしかに開封されたパッケージの交換、返品・返金の手間など、お店にとっては胃が痛い想像でしょう。

でも、悪いことばかりじゃないと思います。

ちゃんと調べたわけじゃありませんが、アメリカの場合、返品による損失は当然あるものの、客が 「いつでも返品できるから」 と気楽に買ってくれることのメリットがけっこうあるようです。

返品・返金しやすいのであまり思い悩まず とりあえず買ってみる 客が多い。

品物を手にすると、まあいいじゃんという気分になり そのまま使う ことが多い。

という流れです。

つまり、購入時のハードルを低くすればたくさん売れるので、ある程度返品が増えたとしても全体としては利益になるということ。

なのでアマゾン以外の小売業者の皆さん、あんまり心配しないで、ここは一番 「客がうっかり買いやすい」 売り方についてよく考える機会にしてはいかが?


なんつって小売業界で働いたことのない私が言っても悪い冗談にしか聞こえないでしょうけど。


とりあえず皆さんは客としてどうです?

アマゾンが100%返金してくれるなら、とりあえず買ってみますか?



8/22のトレード結果です。 


EUR/USD
 
200SMA: 上昇
フェーズ: 上昇フェニックス
損  益: なし

ボックスからのブレークがありませんでした。



EUR/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)



GBP/USD

200SMA: 下降
フェーズ: 下降ユマ (売りNG)
損  益: ▲30pip

最初のブレークは、エントリー即反転してストップアウトしました。

続いて下へブレークしましたが、マイルールでは売り禁止。 エントリーした場合、こちらも即反転してストップアウトでした。



GBP/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)



8月のポンドドルはボロボロですねえ。 月末のグラフを見るのが怖い...

ユーロドルがプラスのまま終わってくれれば、トータルでマイナスだけは避けられるのですが。

過去、振るわない月というのはよくあったが、今月はなぜこうなったんだろう。

4日の介入以来ドル円が硬直してしまった影響で、相場全体が普段のリズムを崩していたということは言えるんじゃないでしょうか。

てことは... 今後どうすりゃいいんかい? 死んだふりかい?

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