勝てるＮＹボックス: 来ましたよ恐怖の停電予告

まだＮＹにいます。　ただいま金曜日の穏やかな夕暮れどきを迎えています。

嵐が来るぞー、エライことになるぞー♪

が、テレビはどのチャンネルも、明日ＮＹを襲うハリケーン「アイリーン」によって洪水・停電どえらいことになると騒ぎたてています。

地下鉄は土曜昼には全面運休させるし、マンハッタン島と本土をつなぐ道路も封鎖するとかしないとか、まだひと粒の雨も降っていないうちから既にヒステリー状態。

おかげで明日ワシントンＤＣに帰る私たちもなんだか不安になり、昼近くの予定だったバスを朝一番に変更しました。　ハリケーンの動きを考えると、早い動きだしのほうが有利だろうという判断です。

でも、ＮＹを脱出したからといって嵐から遠ざかるわけではなく、ＤＣまでの道のりはすべてアイリーンの勢力圏ですから何がおきるかわかりません。

通常４時間あまりの旅が、明日はどれだけかかるか．．．

８時間？　１０時間？　覚悟の旅です。

おまけに以前にもご紹介したように、私が住む地域ではちょっとした嵐がくると軽く数日間停電するので、帰ったら帰ったで地獄が待っている可能性も。

今回どうなるかねーなどと話していたら、かみさんの携帯電話が鳴りました。　

とってみると、うわさの電力会社からの自動再生メッセージが。

「アイリーンによる送電設備への大きな被害が見込まれるため、あなたの地域では停電が起きるでしょう。　期間は一週間程度と予測されます」

停電予告というのは私も初めて聞いて驚いたのですが、これ、ヘタレな電力会社に怒るところなのか、それとも親切なサービスだと喜ぶところなのか、なんだかわからなくなっちゃいます。

それにしても一週間っておい．．．

それだけじゃありません。

何十万世帯という広範囲の停電が起きるとスーパーも営業できなくなるため、きっと今ごろＤＣ地域の人たちは食糧の買いだしに精を出しているはず。

私たちが帰るころには食品棚はからっぽ、もしくは店がもう閉まっていて．．．

というわけで、シャレにならない一週間が始まろうとしているのかもしれません。

来週はトレードだのブログだのにはなーんも手がつかない日々が続くかもしれませんが、面白いので実況報告はなんらかの形でやりたいと思っています。

てかまずは無事ＤＣにたどり着かなきゃだが．．．

今日予定していたのは、ゆうべお気に入りの韓国料理をつつきながらかみさんから聞いた「ＮＹ美容師の嘆き」だったんですが、こんな状況なので（？）延期。　また近いうちに。

８／２６のトレード結果です。　