2011年8月23日火曜日

びっくり二題

仰天しました。

食当たりのため昨夜から調子が悪く、今日はずっと寝ていたんですが、午後2時 (日本時間24日午前3時) ころ、ギシギシギシーッという音と強い揺れで目を覚ましたんです。

日本でも報道されたと思いますが、アメリカ東部で起きたM5.9の地震です。

ここは地震のない土地だと思っていたのにいきなり強いやつが来たので、慌てたというか怖かったです。

すぐにテレビをつけて様子を見始めたのですが、いろいろ面白かったのでご紹介します。


■CNNはじめ各局が 「M5.9の強い地震!」 と繰り返すのだが、震度についての情報なし。
私の体感ではワシントンDCは震度3~4。 そのほかNYやボストンなど遠方でも揺れたのでその震度を知りたかったんですが、どうやらアメリカには震度という概念が無い、もしくは一般的に使われていないもよう。
なので、いつまでたってもマグニチュード情報しか言ってくれず、欲求不満におちいる。

■政府機関(?)で記者会見中に地震に見舞われた映像が出た。
その瞬間、演台でしゃべっていた偉い人が少し身がまえたと思ったら、その背後に立っていた部下と思われる女性ふたりが手に手を取って偉い人には目もくれずとっとと会見場から逃げて行く。
それを見た取材陣、わらわらと立ち上がって退場。

■政府機関はすべての職員がビルから退避。 とくにペンタゴン(国防総省)では爆弾にやられたと思った職員が多く、ちょっとしたパニックになったらしい。
911事件では旅客機が突っ込んだ建物ですから、無理もないです。

■政府関係の仕事をする妻の友人も 「ビル地下爆破されたかと思った」 とフェースブックに書き込み。

■CNNのワシントン支局からもスタッフが退避し、からっぽのニューススタジオが映される。
これじゃワシントンから放送できないじゃんと思って見ていたら、屋外からの中継リポートが始まる。 プロだね。
リポーターの背後には周辺ビルから退避してきた人びとがたむろしているが、なんだか楽しそうにしている人が多い。

■震源地はワシントンDCの南数十キロのバージニア州内。 この地域で稼働している原発は緊急停止した。 

■てなことを見聞しつつ、余震もないし終わったねなどと話していたところ、妻が 「ジュース瓶、だいじょぶだったかしら」 と突然言い始める。
なんのことかわからなかったが、このことだった。 ぞーっ。
近所のスーパーなので、どうなっているのか見に行こうと思ったが、食当たりで寝ていた身にはつらいため断念。 怪我人が出なかったことを祈っています。


全体に印象的だったのが、地震→とにかく屋外退避という指導がされているらしいこと。 地震の知識が豊富な日本では、慌てて飛び出さずに室内で身を守るほうが安全と教えられているのと対照的。

そうはいっても今のアメリカ人、とくにワシントンDCやNYの人たちは911の記憶が強いので、ビル内にいたくないという心理が強く働くかもしれませんね。
たまたま10周年の日が近づいていたこともあり、人々の心の中でその恐怖がはじけたことは想像にかたくありません。


ひとつ発見したことは、地震直後から携帯電話が不通になった (←通話殺到により) 一方で、ネットは機能していたせいで、友人たちがフェースブックで情報交換していたこと。
東北大震災でも電話不通のなかでネットが生きていたようですが、まったく同じ現象ですね。


とにかく、あーびっくりした。



8/23のトレード結果です。 


EUR/USD
 
200SMA: 上昇
フェーズ: 上昇フェニックス
損  益: なし

ボックスからのブレークはありませんでした。



EUR/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)



GBP/USD

200SMA: 上昇<>下降
フェーズ: 上昇フェニックス
損  益: なし

ボックスからのブレークはありませんでした。



GBP/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)


びっくりその2は、ドル円の動きでしたね。

日本国債の格下げは、市場に織り込み済みだったとはいえ、一応大きな出来事じゃないですか。

なのにドル円ったらぴくりとも反応せず。

今ドルというのはよっぽど・・・・なんでしょうかねえ。 だとすればどこまで行く? 74円もアリ?

と、素人の私が予測してもまるで意味ないし、その種の予想にもとづくトレードをそもそもしてないのでどうでもいい話ですが、興味津津だなー。

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