世界最大の図書館へいってきました。
別にどこかへ旅行したわけではなく、ちょっと地下鉄に乗ってアメリカ議会図書館まででかけたわけですが・・・
いやはや、蔵書2800万冊という世界でも断トツの規模を誇るだけあって、いくつものビルにまたがった壮大な図書館です。
これをお手本にして作った日本の国会図書館は蔵書600万冊ちょっと (それでも日本一) ですから、そのスケールは推して知るべしです。
図書館の出発点になったのは、独立宣言の主な作者にして第三代合衆国大統領、建国の父と呼ばれるトマス・ジェファーソンの蔵書でした。
ジェファーソン蔵書の展示室(撮影禁止←!) |
その蔵書4900冊あまりを見学してきたのですが、いずれも皮装丁の立派な本ばかりで、見応えがありました。
建国の父は何を読んでいたのか? と思ってタイトルをチェックすると、政治はもとより哲学や科学など実に幅広いジャンルがそろっているじゃありませんか。 へー。
それもそのはず、ジェファーソンは博物学者、園芸学者、建築家、考古学者、古生物学者、そして発明家でもありました。
教養と見識に厚みのある人物だったんでしょうね。
あらためて蔵書を見まわすと、4900冊の重みがずっしりとのしかかってきます。
3日に一冊読破したとしても40年かかる量。 これだけの内容をしっかりと頭に入れていったのだろうと思うと、ジェファーソンという男の凄みが想像されます。
そして、独立建国というすさまじいエネルギーが必要とされた時代に、こうした超人的なリーダーを持てたアメリカ人の幸せがちょっと羨ましくなってしまう・・・
ひるがえって現代の政治家、私たちの運命にとくに関係のある日本の政治家はどうでしょう。
べつに本を読めば偉い政治家だなんていうつもりはありませんが、本も読まないやつがろくな政治家になれるわけもありません。
けっこう読んでるよ新書とか
なんて言わないでね先生がた。 近ごろ粗製乱造されている新書なんてのは中身ゆるゆるで、まともな本の5分の1冊にもならない情報量だったりするので。
その証拠に2時間もあればするする読み終わるのが多い。
与党にしろ野党にしろ先生がたの発言を聞いていると、社会人としての分厚い教養だの政治家としての堂々たる哲学だのを感じることがあまりにも少ないような気がして、それは読書の質と量を反映しているんじゃないかといぶかっているところですが思いすごしでしょうか。
時代も場所の違う人のことを持ち出しても詮ないことかもしれませんが、ジェファーソンの爪の垢でも飲ませたいセンセーが大勢いるような・・・
でも強すぎて腹くだししちゃうかな? なにしろ新書どころか総理大臣が粗製乱造されている国なので。
ああ、尊敬できるリーダーが欲しい。
7/19のトレード結果です。
EUR/USD
200SMA: 上昇
フェーズ: 上昇フラッグスタッフ
損 益: なし
GBP/USD
200SMA: 上昇
フェーズ: 上昇フェニックス (買いNG)
損 益:
そういえば漫画ファンの政治家というのもいましたね。 べつにいいと思います漫画読むのは。 それ以外なにを読んでいるかですよね、問題は。
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