2011年7月1日金曜日

海軍銀行、使ってます

へー、そんなんあるんかい

と驚いたのが、海軍銀行。

というのは私の勝手な呼び方でして、本名は Navy Federal Credit Union、海軍信用組合とでも訳しておきましょうか。

海軍の軍人および退職者だけが利用する銀行です。

私は妻(アメリカ人)の家族の関係でここに口座を開くことができたのですが、けっこういい感じです。

何がいい感じかというと、なんというかアメリカの銀行って日本のようにスムーズに事が運ぶことが少ないのでありまして・・・

日本だと、自分の口座に入金したらその瞬間にお金が入っている、電信振り込みなら翌日にはちゃんと送られているというのが普通ですよね。

で、そういうノリで振り込みなどをするとなぜかお金が届かないので、しかたなく問い合わせします。 すると、

ナントカカントカの手続きで保留になっているので入金には時間がかかりまーす


2~3日中には入る筈でーす

みたいな話になっており、とにかくいろんなことがすっきり行きません。


それでも予定どおりに動いてくれれば文句ないのですが、そうはいかないんだな。 4日待っても入金なし。 で、問い合わせる。

あ、それは明日入ると思いまーす

と思うかよおい・・・


万事がこんなふうでして、出来の悪いサービス内容に質の低いコールセンターが追い打ちをかけるというアメリカの病気全開なわけですよ、普通の銀行だと。

これは銀行発行のクレジットカード
でも海軍銀行はすばらしい。

お金が保留になったりするのはアメリカの金融システム全体の問題なので仕方ないとしても、コールセンターの対応が行き届いている (のだそうですかみさんに言わせると。私はそういうややこしい電話はしないイヤできないので)。

我々も渡米直後に大手バンクオブアメリカに痛い目にあわされているので、海軍銀行の有難さが身にしみています。

ここのいいところは、電話だけじゃなくて支店へ行ってもすごくフレンドリーできちんとした仕事をしてくれること。 だから気持ちよく利用できます。

やはり軍隊という同族意識の強い集団の互助会のような性格がありますから、「利用者も銀行もみんな大切なファミリー」みたいな意識があるんでしょうね。

想像ですけど、職員も海軍関係者の家族が多くて(戦死者の未亡人は優先的に雇用とか)、だから銀行そのものが身内みたいな状態じゃんじゃないかと。


私が運よくそこに口座を持てたのはラッキーでした。 お金関係のストレスを抱えるのってしんどいですから。

あ、陸軍や空軍にもあるみたいですよ。 






7/1のトレード結果です。 


GBP/USD

200SMA: 下降
フェーズ: 下降フラッグスタッフ
損  益: なし

二日連続の保ち合いで、ボックスからのブレークはありませんでした。


GBP/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)



それにしても、自衛隊銀行があるという話は聞いたことがないけど、さすが世界最大の軍隊を持つアメリカだけあって、海軍だけで銀行が作れちゃうんですねー。

でもその巨大な軍隊が財政を圧迫するので政府はたいへんたいへん。

年金、だいじょぶですか?
現役の軍備だけでなく、退役軍人の年金や健康保険関係の支出がすごい重荷になっているのだそうです。

このごろ年金システムを大変更して政府支出への依存度を減らす方式=たぶん加入者にとって厳しい内容に変わったとかいう話も聞きましたが。

軍隊にせよ年金問題にせよ、アメリカ軍のボリュームの大きさを感じさせるエピソードです。

国家としてもうちょっと違う行き方があるんじゃないかと、私個人は思いますけれども。


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