2011年7月11日月曜日

家一軒どんとプレゼント

アメリカABCの人気番組、エクストリーム・メークオーバーというのをたまに見ては、アメリカやな~と強く感じています。

これは、さまざまな意味で生活が苦しく家族事情にあった家に住めていない人に、新築ハウスをどーんとプレゼントする太っ腹な番組です。

最近見たのは、交通事故で首から下のほぼ全身が麻痺した男性のストーリーでした。

彼は4人の子持ち。 学生野球のスターという経歴を持ち、地域の少年野球のよき指導者でした。

事故後一年間のリハビリをへて帰宅したものの、ベッドの寝起き、トイレ、入浴など生活のすべてに妻の全力の介護が必要になりました。

やっとこさ電動車イスに乗ったとしても、段差のある家のなかでは行動が大きく制限されていました。

そんな彼のところへデザイナーや大工さんがどっと押しかけ、短期間 (番組上は1週間だが、実際にはもっとかかっていると思う) で家を建て直し、夢のバリアフリーハウスが生まれます。

ベッドから浴槽まで運んでくれるコンベアなど装備も至れり尽くせりで、めでたしめでたし。


この番組の面白いところは、専門家や業者だけが作業するのではなく、古い家の取り壊しや家具の搬入など素人でもできる作業に、地域の人たちが大勢参加するところです。

主人公がふだんから地域社会のために何らかの貢献 (今回だと少年野球の指導) をしていることがミソで、周囲の人たちはそのことへの尊敬と感謝の気持ちをこめて手助けする、という構図です。

数十人から百人規模の老若男女が揃いのTシャツとヘルメットをかぶって集合。

作業開始、イエーイ! ヒューヒュー!

なんて気勢をあげて動き出すシーンというのは、すごくテレビっぽいベタな演出で、まあ日本人の感覚からするとちょっと明るすぎるというか子供っぽく感じるところではあります。

でもまあ、アメリカらしい人の良さというか可愛らしさのようなものを感じることも事実です。


同時に感じることは、妬んでいる人が少ないんだろうなということ。

私たち日本人ってのは、誰かにいいことがあると「うまいことやりやがって」的な嫌味をささやきあうとか、遠巻きにしてちょっと冷ややかな目で見るとか、そういう陰湿なところがありますよね。

でもアメリカ人を見ていると、そういうメンタリティーが希薄な気がします。

ひとさまに良いことがおきれば一緒に喜ぶ。 それが努力の結果であっても、偶然のしわざであっても、素直に喜んであげる。

そんな気質の一端が、この番組に登場する「地域の人たち」の言動に現れているような気がするのです。

ああ、明るいなあ。

と私の心もなごみます。 なのでエクストリーム・メークオーバー、わりとワンパターンの番組ではあるのですが、なんとなく惹きつけられて見てしまいます。

(番組は、英語版でよければこちらで過去ものを見ることができます。本放送と同じくらいコマーシャルが入るのでご辛抱! ページを開くと、最新放送分の家紹介ビデオがコマーシャルに続いて勝手に始まります)

ところでこの番組では、家ばかりではなく、なーるほどねというあるモノが家族にプレゼントされることがたまにあります。

その内容というのがこれまた一層「アメリカ」を感じさせるものなんですが、それはまた別の機会にご紹介させてください。



7/11のトレード結果です。 


EUR/USD
 
200SMA: 下降
フェーズ: 下降フェニックス
損  益: 36pip

速報に追記しましたが、最初にブレークしたローソクのレベル━━というのは6月16日をはじめ何度も機能した強いサポートになっていたので、ここで撥ね返されることを警戒し、エントリーを見送りました。

次のローソクが順調に伸びて、1時間足でも━━を越えてクローズしたので、ここでエントリー。

ターゲットとした前日ピボットをヒットしました。


EUR/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)



GBP/USD

200SMA: 下降
フェーズ: 下降フェニックス
損  益: なし

マイルールでは売りOKでしたが、あまりにも元気よくブレークダウンしたので、基本ルールとしての判断で様子見。 エントリーしていたらギリギリですがストップアウトでした。


GBP/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)


上記の番組とはまったく別の家関連の番組をよく見るのですが、ノースカロライナとかテキサスとか、まあ田舎の州へ行くとですね、3000万円も出せば5ベッドルーム+4バスルームに広大な庭つきといった新築が普通に手に入ります。

今は円高のおかげで余計に割安ではありますが、かつて東京で家を買ったことのある身としては、引き比べて泣きたくなるような豪邸です。

そういうのを見るたび「日本人どんな悪いことしたっちゅうねん!」と叫ぶのがすっかり習慣になりました。

悲しすぎ。

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