勝てるＮＹボックス: わしゃまだ正気ぢゃ！

なんとも結論を出しかねる問題に突き当たっています。

トレードじゃありません。　そっちなら既に先天的な下手くそとわかっているので、それなりの対策でもってなんとかしようとしているところ。

先日ちょろっと書きましたが、今回の一時帰国の目的のひとつに、身内のお年寄りの身の振り方を考えることがありました。

ひとり暮らしのこの人は認知症と診断され、初期ではあるが暮らしの安全の問題がそろそろ出てきたためどうしようかという問題。

諸々の事情により誰かが同居してお世話するというのが不可能な状況。

そこで今回、家を出て入居できるホームのようなところ＝安心して暮らせる場所を探しにいきました。

結論を先に言うと今はまだ無理ということになりました。

理由のひとつは、認知症の程度の問題。　もうひとつはお金。

まず見学したのは認知症高齢者のためのグループホーム。　内部を見て初めてリアルに気付いたのですが、あらゆる段階の患者を受け入れている以上、重度の人も暮らしています。

入居者がつどうリビングルームに入ると、顔から表情が消えて周囲とコミュニケーションできない人が何人かいて、中には時おり意味不明な大声をあげる人もいます。

我が身内のお年寄りをここにつれてきたら、開口一番こう言うでしょう。

「私にこんなボ○老人と一緒に暮せというのか、冗談じゃないっ」

そう。　認知症と診断されたからといって、本人には自覚症状が乏しい・・・というか、理性ではわかっていても認めたくないのが人情ですから、基本的には自分は正常と思って暮らしています。

そういう人にとってこうしたグループホームへの入居は「とんでもないところへ収容」されるとしか感じられないことでしょう。

なので、将来認知症が進んで状況認識力がぐっと落ちてからでないと、いくら勧めても入居はないだろうという判断になりました。

そうはいっても簡単に諦めるわけにはいきません。

なんといっても、現在ひとり暮らしをしているなかで、火の始末の問題と、すでにある程度始まっている妄想+徘徊という問題があるからです。

これを１００％ではないにしても解決するためには、高齢者向けの賃貸住宅という手があります。

ここで障害になるのがお金の問題。　厳しい現実がありました・・・

それについては改めて。

６／６のトレード結果です。　