私のNYボックスは、基本ルールとして利益ターゲットを日足ピボットにしています (こちらをご参考にしてください)。
この方式は、ぐわばっと稼ぐための原動力ではあるのですが、反面、やっぱりヤバイというか、危険な側面があるんだなあと、きのう今日の結果を見ながらあらためて思っているところです。
くわしくは結果報告のなかで。
5/4のトレード結果です。
EUR/USD
200SMA: 上昇
フェーズ: 上昇フェニックス (買いNG)
損 益: なし
マイルールでは買い禁止。 基本ルールによりエントリーした場合、55pipまで利益を伸ばしたものの、ターゲットがはるかかなた(79pip)にあったため及ばす、ストップアウトしてしまいました。
上記の説明は、きのうの結果報告をコピペして数字だけを入れ替えたものです。 つまり、そこそこ利益が伸びるのにターゲットが遠すぎるために届かず、反転して負けてしまうパターンが連続して発生したということです。
長打を狙うが三振も多いバッター。 月曜日もこれと似たようなパターンで負けたので、基本ルールでトレードしていたら3連敗でした。
でも実際には、マイルールのエントリー禁止により無傷で済ますことができました。
いつも言っているように、私のマイルールは、バックテストで割り出した負ける確率の高いエントリーを避けるものです。
つまり、三振しそうな打席には最初から立たないという戦法です。
そんなわけで、ピボットをターゲットにするという基本ルールと、統計的に不利なエントリーはしないというマイルールは、相互補完的に働いているのだなあと、あらためて思ったわけです。
我ながらうっかり者というか、このふたつの要素についてぼんやりと意識はしていたものの、はっきりとつなげて考えたことがありませんでした。
なんかすいません、当たり前すぎる話で。
しかし、手法というものは、うまく行っているときには説明可能な利点があるものなんだなあと思っているところです。
うまく行っているといっても、私の計画としては良好というだけで、人さまから見たら屁のような稼ぎ方だと思いますけどね。
でも、たとえ屁であっても、着実に勝てる (=少なくとも負けない) のであれば、たとえばポジションサイズを2倍にするだけで利益倍増させ、なおかつ退場の懸念がないわけですから、それで問題ありません。
カメのようにとろいけど、10トントラックを引っ張れるぞみたいな・・・
なので私の概念のなかでは、大きく勝つことより着実に勝つことのほうが重要です。
そうした意味で、自分にとってのNYボックスをよりシュアーなものにすることが当面の成功への道だと思っています。
言ってるほどには自信ありませんが。
EUR/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)
GBP/USD
200SMA: 下降
フェーズ: 下降フェニックス
やはり気にしていた強いサポートに接近したせいかグダグダし始めたので、長い下ヒゲをつけたところ↑でクローズ。
我慢すればよかったかもしれませんが、撥ね返されると強く飛ばされそうな予感もあり、寝ている間にそれが起きるのが嫌だったので、まあいいかと思っています。
ユーロドルは、きのう継ぎ足した■ボックスをから上にブレークかと思いきや、まだ持ち合いが続いています。
おやートレンド継続かなー的なムードもにおわせつつ、目の離せないユーロです。
木曜はどうなるでしょうか?
ちょうどボックス完成時に発表されるイギリス政策金利をはじめ欧州関連の指標・ニュースで揺れるかもしれませんね。 そうなると私は沈黙です。 皆さんはどんな心づもりですか?
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