2011年4月26日火曜日

ペダルこぎこぎ二人旅

こんな自転車に乗ってアメリカ横断をする人たちがいます。

4月から新シリーズとして登場したアメリカのテレビ番組「テイク・ア・シート」。 一緒に乗ってく? みたいな意味です。

ロサンゼルスからニューヨークまでの6400キロ、104日間の旅のドキュメンタリーです。

後ろでハンドルを握るのが、アドベンチャー映画監督のドミニク・ギル。

パートナーが乗る前のシートは背もたれつきですが、ただ乗っているわけではなく、一緒にペダルをこぎます。 

パートナーは数日ごとに入れ替わり、合わせて10人がドミニクと旅をしました。


パートナーは、いずれも体に障害のある人たち。

視覚障害、筋ジストロフィー、脳性まひ。 イラク戦争での大怪我で下半身に障害を負った元兵士もいます。

皆、自力では自転車に乗ることができず、自動車や飛行機以外の旅はできません。

でもこの自転車なら、自分なりの脚力でペダルをこぎ、体いっぱいに風を受けながら旅することができます。 とても新鮮な体験です。


彼らは、走りながらドミニクに向かってさまざまな話をします。


障害とともに歩んできた人生について。

いま感じていること。

そして、今後の夢・・・


急な峠道や悪天候との戦い、そして毎晩キャンプをしながらの旅の記録は、淡々としていながらも、いろんなことをじんわりと感じさせてくれます。


面白いのは、パートナー探しに協力してくれたのが、各地の障害者支援団体だったということ。 

この旅は、交通量の多い国道もかなり走るし、一人乗りの自転車と比べればバランスを崩しやすいので、けっこう危険だと思います。 

障害のある人たちにこういう旅を紹介して、何かあったらどう責任とるの?

みたいな発想をしていたら、きっと成り立たなかった企画だと思います。

チャレンジ精神旺盛、自分の行動のリスクは自分で負う。 障害者自身にも支援団体にも、そんなアメリカ人気質がみなぎっているんでしょうね。


この番組、「旅したことで自分はこんなに変わりました! 感動したぞー!」みたいな安易な展開は一切なくてほんとに淡々としているんですが、私はついつい見入ってしまいます。

日本版やってくれたら面白いかもなー。



4/25のトレード結果です。 

 
EUR/USD
 
200SMA: 上昇
フェーズ: 上昇フェニックス (買いNG)
損  益: なし

マイルールでは買いを禁じていましたが、基本ルールではどうだったでしょう。

ブレーク()したのは日本時間の午前8時すぎ。 最近、NYと東京市場の合間の変な時間に急な動きを見せることが多いですが、こういうのはなんだか気に入りません。

それはよいとしても、このローソクのヒゲの長さは、私としては様子見です。


ただし、このブレークアウトで買えば32pipの利益でした。 私の基本ルールがこれを逃したというのはちょっと口惜しくもありますが、まあ危ないローソクには触らないという原則なので仕方ないですね。
 
EUR/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)

 
GBP/USD

200SMA: 下降
フェーズ: 下降ユマ
損  益: なし

今日はボックス内に収まる動きでした。 チャート一番下の━━線は、先日から私が騒いでいる強力なレジスタンス転じてサポートですが、これに一度タッチしかけて跳ね返された動きが面白いですね。 

ぜひこのラインを踏み越えて戻ることなく、力強いトレンドを作ってもらいたいものです。


GBP/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)
 
ポンドドルは明日のドカーンに期待ですが、どうせまた次のボックス内で激しく動いて、NYじゃ気の抜けた状態になるんだろうなあと、この3カ月のトホホ気分がすっかり身についてしまったこのごろです。

こういう精神状態を打開するには、べつに二人乗りでなくていいけど、自転車ガシガシこいで旅に出るなんてのがいいかもしれませんね。 でも脚力トホホだからなあ・・・



あ、そういえばさっきの番組のことですが、この企画は、監督のドミニクが数年前に行ったアラスカからアルゼンチンまでの南北アメリカ大陸縦断3万キロの自転車旅がベースなんだそうです。

そのときは、ふつうの二人乗り自転車を使って、沿道にいる人に「しばらく一緒に行く?」なんて声かけてはパートナーを調達するアドリブ出会い旅だったとか。

その旅で出会った70歳の白血病の老人の夢をかなえるため、二人でアメリカ横断する新たな旅を考え、専用自転車まで作ったところ、出発の3週間前に老人のガンが発覚し、計画はおじゃんになったというんです。

でも、せっかく自転車は用意した、サポートスタッフもいる、何より番組スタートしちゃうぞオイ! みたいな状況のなかで考えたのが今回の企画だとか。

なんともたくましいっちゅうか、それでも面白い番組にしちゃうところが凄いというか、ドミニク監督、強いのは脚力だけじゃないですな。

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