2011年4月18日月曜日

0.2秒の「JAPAN」 そのわけは?

未曾有の震災に見舞われた日本に、世界からの救いの手が伸びました。

素早く始動した在日米軍の活躍を見て、アメリカすげーと思われた方も多いかもしれませんね。

在日米軍だけではありません。 震災から数日後、私が暮らす町からさほど遠くない基地からも、物資をどっさり積み込んだ救援隊が飛び立っていきました。

ありがとう! 頼むよ! と、アメリカ人たちの分厚い背中を見送る気持ちでした。


今日は、そんな「アメリカ人」について日ごろ感じていることを、ひとつのエピソードをもとにお話ししたいと思います。

以下は、いつもの調子の能天気な書き込みですので、ご了承くださいね。



たとえば、レクサスのコマーシャルにアウディがちらっと映っていたら、どうでしょう?

比較コマーシャルではないですよ。

ひたすらレクサスのかっこよさを見せている映像のなかに、なぜかワンカットだけかっこいいアウディがはさまっていたらどうでしょう、という話です。

それってとりあえず意味不明。 なんだか心霊写真みたいですよね。



そんな不思議現象を見つけてしまいました。

アメリカを代表する総合ハイテク企業、ジェネラル・エレクトリック(GE)のコマーシャルです。 

GEといえば、あのトマス・エジソンを始祖とし、家庭用・産業用の電気機器のみならず、医療用画像機器、航空機エンジン、ロケットエンジン、原子力発電機などで名をはせる超一流企業。

♪ 世界にはばたくGE!

そのGEが、企業イメージを高めるために流しているコマーシャル。

写真はテレビ画面を撮影したものなので、ちょっと見づらいかもしれませんが、

「我が社のさまざまな技術が、豊かな21世紀を切りひらきます」

みたいな内容で、小象が元気に跳びはねながら、GEを象徴する各分野の製品を見せていくという趣向です。


で、これを見ていたかみさんが、突然 あーっ と叫んで笑いだしたんです。 何かと思ったら、こんなものが映っていました。

でも肝心なところは日本製?!
クリックで拡大して見てください。

顕微鏡レンズなんですけど、JAPANという印字が読めますよね?

ジャパンですよ、ジャパン!

GEみたいな企業にとって、最大のライバルは日本だと思うんですけど!!

カットの長さはわずか0.2秒くらい。 でもこれって、「レクサスにアウディ」そのものじゃありませんか?


どうしてなんでしょうか。 もしかすると、顕微鏡はGE製だけどレンズだけ日本製みたいなことがあるのかもしれません。 

だけど、そうだからってGEを売るコマーシャルにJAPAN入れます? わざわざバッチリ見える角度でJAPAN映す?


うーん、不思議ふしぎ。


なんでこんなコマーシャルができたんだ? と夫婦で想像してみました。

1.制作スタッフがこっそり意地悪したが、GEは気付いていない。

2.GEの広報担当は知っているが、重役は気付いていない。

3.みんな気付いているが、誰も気にしていない。

4.「JAPAN」にはGEからの何かふかーいメッセージが込められている。


さあ、正解はどれ?!


うちがいちばん気に言った答えは3番。 だって、アメリカ人って大雑把なので、たかだか0.2秒の「JAPAN」なんて気にもしないんじゃないかと。 そんなの誰も見てないよー、みたいな。


てな具合に勝手なストーリーで盛り上がっているのですが、こういう雰囲気が感じられるところがアメリカのいいところのひつだと思っています。 日本人には真似できない大らかさが、ちょっと羨ましくもあります。


なんだかんだ言ってもですね、アメリカって日本にとって近い国です。 でも、アメリカ人ってどんなヤツラなのか、私たちは意外と知らずにいるような気がします。 

そんなアメリカを理解する(というか、もしかすると誤解する?)きっかけになる機会がポツポツあるところが、こっちで暮らしている楽しみのひとつです。





4/18のトレード結果です。 



EUR/USD

200SMA: 下降
フェーズ: 下降フラッグスタッフ
損  益: ▲30pip

わりときれいな形でブレークしたと思ったのですが、S&Pの発表(米国債の格付け見通し)にやられて、ストップアウト。

で再ブレークしましたが、チャートの荒っぽさにビビって、再エントリーしませんでした。 

ここで入れる人ってのは、私から見ればのようなトレーダーです。 「今日はこんな判断で入って勝ったよ」という方がおられましたら、是非コメントをくださいませ! 勉強したいです。



EUR/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)


GBP/USD

200SMA: 下降
フェーズ: 下降フラッグスタッフ (売りNG)
損  益: なし

こちらはマイルールでは売り禁止。 基本ルールによってエントリーした場合、ユーロドルとまったく同じ流れのなかでストップストしました。

売り方向に再ブレークしましたが、これも再エントリーするものではありませんでした。

とにかく助かったのは、マイルールのおかげで2敗を防げたこと。 まあ今日の場合は、マイルールが当たったというより、単に運が良かっただけだと思いますが。



GBP/USDの成績表はこちら (常に最新のものにアップデートされています)



今日の値動きについての経済記事を読んでいたら、

米国債の格付け見通し発表でドル売り

としていていて、まあそれはそうだろうなと思ったのですが、その直後にユーロやポンドが急激に売られたことについて、

格付け問題への反応が一巡した後、EU圏の財政赤字問題への懸念からユーロが売られ・・・

なんて言ってるわけですよ。 ファンダメンタルズ的に説明つけようとしたら、そりゃまあこうなるでしょう。 というか、誰が書いてもこうなっちゃうだろうなと。

なんていうか、こういう記事を書くのって楽な仕事かもと思ってしまうわけです。

だって、○○で買われたとか、△△が嫌気されたとかいうのって、市場参加者にアンケートとって調べてるわけじゃなくて、書く人の手持ち材料のなかで一番もっともらしいやつを後付けしてるだけだと思っているのですが、どうでしょ? 

私は、ファンダメンタルズの情報にいちいち耳をかしても意味なし!と割り切っており、基本的にはNYボックスをはじめとするテクニカルトレードの信者をやっておる次第でござるよ。 

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