時代にはどんどん対応せなあかん。
というありふれた事実を噛みしめることになったお話。
為替や証券について熟知していると思われる老練トレーダーの方が、こんなことをおっしゃっていました。
ここ数年間で、価格がピークとボトムをつける周期が短くなっている。
つまり、相場のリズムが早くなり、価格が忙しく上下するようになったということ。
上下の周期は、5年前とくらべて2/3、または3/5くらいまでに縮まっているとか。
どうしてそうなったのか、個人投資家がたくさん参入したことも一因しているかもしれませんが、問題は原因より結果です。
リズムが小刻みになった。
私が実感している範囲でもそれは起きているようです。
たとえば2008年の秋から冬にかけて私は 2トレンディ という手法に専念していたんですが、その時期には面白いように勝てた。
ところがそれ以来、この手法はだんだん勝ちにくくなってきている。
2トレンディというのは、上昇トレンド中に押し目に入ったら売る、下落中の戻りを買うという逆張り。
4時間足などの基軸となるトレンドラインから大きく乖離したチャートが、いずれはトレンドラインまで戻ってくる傾向を利用して、大きいものでは200pip前後を狙うような手法です。
ところがターゲットの半分も行かないうちに腰折れをおこし反転してしまうケースが増えてきました。
ゆったりと大きく動いていたリズムが長持ちせず、すぐにフラフラしはじめる。
このため従来のターゲットの半分あたりで手仕舞いしないと利益が出ない、または負けることが多くなった。
これはいろんな通貨ペアで実感したことですので、相場全体の性格が変化しているんだと思います。
幸いなことにFXは株と違い、上がっても下がっても利益を出せますから、景気後退だからといって嘆く必要はありませんよね。
むしろドルなりユーロなりが暴落するのであれば、それについて行くだけで儲けることができる。
このようにファンダメンタルズには強いFXではありますが、テクニカルなところで様相が変わってしまえば話は別です。
動きが小刻みになったせいで2トレンディが勝ちにくくなったのなら、それを改良するなり、別の手法に頼るなりする必要がある。
いま私は、複数の手法を常にブラッシュアップすることの重要性を痛感しています。
相場が変わってしまったのなら、その中で勝てる方法を確立する。
プラス、さらにその先の変化にどう対応するのか、戦略を練っておきたい。
そんなこんなもあって、根がぐーたらな私ではありますが、2012年は新たなページを開く年と考えて行動することにしました。
NYボックスは地味だけど着実に稼げるし、生活が規則的になるという隠れたメリットがあるため、これは続けます。
ですが、NYボックスについてより深く知りたい、マイルールの有効性を確かめたいという動機で始めたこのブログは、一定の役割を終えたように思いますので終了します。
こんなふざけたブログですけど、書くのにはけっこう時間かけてたんですよ。
いや出来がいいとかじゃなくて仕事が遅いだけですが。
そういう時間を別のこと ... 当然ですがトレードの研究と実践にあてて行きます。
多くのことを英語でやらなくちゃいけないので、私にとってはけっこう大変。
だけど時代にどんどん対応せなアカンというのは間違いないことだし、新しいことへの挑戦は楽しいものです。
さて、上記の大先輩トレーダーは、相場の周期が小刻みになってきたことにより
「ボラティリティが少し高くなると、ヒゲで損切られやすくなる」
とおっしゃっていますが、これもわかるような気がします。
わかるような気がするだけで答えは持っていませんが、つまりそういう環境でもサバイバルできる逞しい足腰を持てるようになりたいと、そう思っています。
トレーダーの皆さん、目まぐるしい 「時代」 に追い越されないように、お互いがんばりましょうね。
そんなもっともらしいことを抜かしつつ、このような至らぬ私見のたれ流しも明日(木曜)でおしまいとなりますので、あと一日おつきあいいただけますようお願いする次第です。
1/11のトレード結果です。
EUR/USD
200SMA: 下降
フェーズ: 下降フェニックス (買い・売りNG)
損 益: なし
下へのブレークがありましたが、マイルールによりエントリーしませんでした。
基本ルールに照らしても、長ヒゲでのブレークでしたから、やはり見送りです。
EUR/USD 成績表
EUR/JPY
200SMA: 下降
フェーズ: 下降フェニックス
損 益: ▲30pip
やや微妙なブレーク ↑ ではありましたが、ルールどおりにエントリーしました。
ちょっと嫌な感じのリトレースですね。 結果はあらためて。
【追記】 結局そのまま逆行してストップアウトしました。
EUR/JPY 成績表
今日の記事をお読みいただくと、
「相場のリズムが細かくなった説」 を耳にした
↓
やべぇいろいろ勉強しなくちゃと思った
↓
ブログやめる気になった
というふうに見えるかもしれませんが、別にそれだけではなくて、去年11月にブログ1周年を迎えたところで色々考え始めてはいたんです。
その延長線上で新しいことへの挑戦が始まるなか、自分にできること、すべきことを再点検した結果です。
ついでに言えば、今週金曜から1ヶ月あまり旅に出るので、勉強+トレード+ブログというのが現実的でなくなるというのもあります。
旅の準備、終わってない。
かみさん、コワイ顔してるー。
損 益: なし
下へのブレークがありましたが、マイルールによりエントリーしませんでした。
基本ルールに照らしても、長ヒゲでのブレークでしたから、やはり見送りです。
EUR/USD 成績表
EUR/JPY
200SMA: 下降
フェーズ: 下降フェニックス
損 益: ▲30pip
やや微妙なブレーク ↑ ではありましたが、ルールどおりにエントリーしました。
ちょっと嫌な感じのリトレースですね。 結果はあらためて。
【追記】 結局そのまま逆行してストップアウトしました。
EUR/JPY 成績表
今日の記事をお読みいただくと、
「相場のリズムが細かくなった説」 を耳にした
↓
やべぇいろいろ勉強しなくちゃと思った
↓
ブログやめる気になった
というふうに見えるかもしれませんが、別にそれだけではなくて、去年11月にブログ1周年を迎えたところで色々考え始めてはいたんです。
その延長線上で新しいことへの挑戦が始まるなか、自分にできること、すべきことを再点検した結果です。
ついでに言えば、今週金曜から1ヶ月あまり旅に出るので、勉強+トレード+ブログというのが現実的でなくなるというのもあります。
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